本日11月6日(金)はWG11が開催されました。並行セッション形式ではなく単独開催です。明後日の日曜日に開催されるISO/TC130総会はもちろん単独開催ですがですが、WGとしての単独開催は今回の秋季国際会議では本日のWG11だけです。
WG11の出席者は25名(日本からの出席者は7名)です。右の1枚目の写真の中央奥に日本からの出席者、中央奥の右端が事務局のMs.Debbie Orf、その左がWG11議長のMs.Laurel Brunner です。
2枚目の写真は日本委員が日本国内で行われている印刷物リサイクルの説明しているところです。
3枚目の写真はISO/CD20690 Power consumption of digital printing devices の編集を担当しているドイツチームです。主編集者は一番左のMr. Kraushaar(所属はFogra /WG3の議長)です。
Mr. KraushaarはISO/CD20690(委員会原案)を見直すこと、見直しを行う中でENERGY STAR と整合性を図ることを説明していました。
ISO/CD20690は10月2日投票期限のCD投票で賛成多数で承認されています。
Mr. Kraushaarはこの委員会原案CDを見直し関係者へメールを発信するとのことです。
脱墨に関する作業原案WD(ISO番号無し)に関しては、ISO/TC6との良好なリエゾン関係を反映して見直しを行い、再度、WG11メンバーとISO/TC6に検討してもらう計画(WG11議長のMs.Laurel Brunner )が示されました。このISO/TC6とのリエゾンについてISO/TC130の委員長Dr.Pu(中国)から良好なリエゾン関係の維持を支持する発言(助言)がありました。
WG11は現在の地球環境の様々な状況を背景として発足したISO/TC130のWGなので会議は他のWGと少し異なり独特な雰囲気(緊張感とも言えます)がありますが、今回の秋季国際会議は従来よりも一層厳しく感じられる中で議事が進行しました。