ISO/TC130秋季国際会議 その-6

ISO/TC130秋季国際会議が10月14日(日)~19日(金)の間に東京都港区にある機械振興会館で開催されています。

本日10月19日(金)はWG3、とISO/TC130の総会が開催されました。会議の技術的な詳細は出席された方からの報告があると思います、また総会での決議は近日中に配布される議事録が正となりますので、ホームページでは雰囲気を紹介いたします。

右の写真は2日目となったWG3の議事がスタートです。2日目は午前8時40分から始まりました。今日、最終日に帰国される海外の出席者のことを考えて早めのスタートです。(いつもが午前9時なので僅か20分だけの早めなのですが、これを実現するのに6カ月間が必要でした)

 

今回の会議で提供された昼食の中で、出席者みなさまからご好評を得たプリンです。(写真の手前)日々に増えて最終日となった金曜日は写真の状況です。

 

 

 


ISO/TC130の第32回総会のスタートです。出席者は17カ国(ただし事務局のカウントなので正確な数字は後日の議事録をチェックしてください)総会なので、ここで決議案の扱いが全て決する、ということではありません(出席していない国もありますので後日に投票案として扱われます)が、そうであっても利害関係がある場合は、前日(10月18日)に行われた決議案の事前調整を経ていても、しっかり意見が出てきます。

決議案件の採決は写真のように出席各国の代表者が国名を記した紙をかかげます。議長のDr.Pu(中国)から、反対の国、棄権する国、賛成の国、という順で態度表明を促す発言があります。

 

 

決議案の採決の出席の佐藤ISO/TC130国内審議委員会委員長(写真の中央の方の少し右に座っています/東京工芸大学工学部長)です。

 

 

 

 

決議案の決議がかなり進んでから、来年5月の春季国際会議のホスト国となる香港による会議を歓迎するスピーチがありました。ぜひ参加してください、買い物もしてください、というスピーチです。

 

決議案のほぼ全てが終了、今回の国際会議の開催進行に関わる関係者を労う決議+拍手があり、無事に、東京開催(前回は2007年でした)のISO/TC130国際会議が全て終了しました。

 

 

 

まとめです。
今回の東京でのISO/TC130国際会議が何とか進行できましたのは関係者みなさまのご理解とご支援のたまものと開催チームは感謝しております。こういう催し物では「実は○○~」という面白い(?)話があるものですが...
実はありました。それも胸をはって報告させていただけることです。それは海外からの出席者のお一人が開催チームに来られて「会議を3時に抜けたい。理由は、昨夜落とした財布が届いたと警察から電話があった。これから警察に行きたい」と話されたのです。この方は、日本を紹介する記事等で知ってはいたそうですが、本当に遺失物の財布が届いた(中味も大丈夫だったそうです)のは、驚いた、感激した、と話されていました。本件、開催チームには全く関係のないことですが、会議の期間中で、もっとも嬉しい出来事でした。今回の国際会議の報告は、これをもって終了させていただきます。(事務局 松尾)

 

カテゴリー: 未分類 パーマリンク