本日(11月3日)はISO/TC130/WG2/TF2の午前に出席(正しくは聴講)、午後はWG3に出席(同じく聴講)しましたので報告します。
WG2/TF2の出席者は21名(Web出席3名)、午前9時の開始でしたがWebを繋ぐインターネット環境が不調(この施設は全般的に不調です)、実際の開始は午前9時40分過ぎでした。写真はWebを繋ぐために出席者が頑張っている様子を撮影したものです。
午前中の審議は議題番号の6番のISO/NWI/CD19593.2の包装やラベルで使用するPDFデータ形式が中心でした。審議の最中に「断裁データがこの規格の制限を受けるかどうか」という質問が出ましたが「断裁の仕方は製造者の自由だ」という回答でした。
WG3(11月3日午後)の出席者は33名、Webは無しでした。WG3の会議室は宴会場(だと思います。演奏会用のフルコンサート型グランドピアノ=所謂フルコンが置いてあります)のため、たいへん広いです。審議はスポットカラーの網点面積の増減変化がリニアな色調変化になっていなことを対策するための規格案の説明(右の写真の第3象限に曲線のことです)、それと6色とか7色印刷の色相を規定する規格案の説明(n-colorと説明)がありました。
デジタル印刷ではインキの変更が容易ではないという意見等が出ましたが、WG3のコンビナーは総会(11月8日)に提案してPWI(予備的検討事項)とすること、コンビナーとしてはマルチ・パートになる見込みを話していました。
開場となっているアジア出版文化情報センターは計画都市のほぼ中心に位置していて道の反対側にはピノキオ美術館があります。
計画都市の大通りに写真のような旗が掲げられています。来週からデジタル出版に関するフェアが行われることを案内しています。