ISO/TC130秋季国際会議が9月11日(日)~16日(金)の間に米国のサンノゼ市にあるアドビ社で開催されています。 本日9月15日(木)はWG1(用語)、WG3(工程管理)の2つの会議が並行セッション形式で開催されました。
WG3は同社のEast Towerの1階のある会議室(先日50名用と報告しましたが間違い。収容人員は163名という銘板がありました)でほぼ満席状態で会議がスタートしました。WG3の国際会議は今回が52回目です。毎回、2日から3日のスケジュールですが今回は1日だけです。
会議の議題は ISO 12647-2: Offset lithographic processes AMD 1、
ISO/TS 15311- 1: Measurement methods and reporting schema、
ISO/DTS2 15311-2: Commercial production printing、
ISO/PWI 21328: Standard ink set for multicolour printing この他にも各国間の意見調整が難しい案件が並んでいます。
右の写真の後列が日本の出席者グループです。後列の中央が生原WG3国際エキスパート(大日本印刷)です。
WG3は各国から出席者が多いので通常のロ型配置では席数が不足するので二重のロ型にテーブルと椅子がセットされています。
WG1はアドビ社のAlmaden Tower の1階にある会議室で会議がスタートしました。出席者は10名です。会議は第46回目です。議題は(実質)1つです。ISO12637シリーズを見直してTR(技術報告)へ1本化、これを利用しやすい格好で公開することに関して議論が進みました。
右の写真はWG1議長(Dr.David 英国)がISO12637シリーズを見直した後で公開する際に搭載したい検索をシュミレーションした事例です。インターネットで教育関係の情報を発信している http://www.acm.org/about-acm を見習いたいようです。出席者からは提案が有益かどうかは議論が必要なこと、一方でWG1が担当する用語の検討は別という意見が出ていました。
★付録★
アドビ社が提供してくているサービスの紹介で一つ忘れていたので追加します。会議室には写真のミニ・バーが備わっています。中に入っているのは全て非アルコール飲料です。よく冷えていて感心しました。