ISO/TC130秋季国際会議の報告(4)

ISO/TC130秋季国際会議(第33回)が米国ユタ州のリーハイ市で2019年10月28日(月)~11月1日(金)の間、アドビ社で開催されています。

国際会議、本日10月31日(木)はWG3が開催されました。ISO/TC130の国際会議では各国代表者が幾つかのWGへ出席するため、〇WGは△WGと並行開催しないという取り決め的なルールがあります。最近このルールが増えていて、WG3の場合は結果として会議開催期間の後半の開催となることが多いです。理由はWG3が扱う中核の規格の一つであるISO12647シリーズが(昔々は全く想定されていなかったと思いますが)金属へのカラー印刷の品質を規格化するといった対象となる技術が広がっていることにあります。

出席者は60名を超えています。

日本からは7名(うち1名はWeb経由の参加)です。

写真の中央が 佐藤ISO/TC130国内審議委員会委員長(東京工芸大学 工学部長)、左から 長尾氏(キヤノン)、瀧澤氏(大日本印刷)、写真の中央の佐藤ISO/TC130国内審議委員会委員長の右が伊東氏(富士ゼロックス)、一番右が佐藤氏(富士フイルム)です。

佐藤ISO/TC130国内審議委員会委員長は明日11月1日(金)午後に開催されるTC130の総会で、2021年の秋にTC130の秋季国際会議を東京で開催するための、開催候補地の挨拶、を行っていただく予定です。


ISO/TC130秋季国際会議の報告は今回で終了いたします。各WGの審議等の状況は出席されたWG主査や委員の方から報告があると思います。

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