ISO/TC130/WG7WG2、WG2、JWG15、WG12の報告

本日11月5日(木)は、WG7/WG2、WG2、JWG15、WG12 が開催されました。IMG_1024各WGは並行セッション形式での開催です。右の写真はWG2です。ISO/DIS 19445Graphic technology — Metadata for graphic arts workflow — XMP metadata for image and document proofing が国際原案DISでの賛成投票結果(反対票がゼロなので国際最終案FDISをスキップが可)からISO発行へとなることを承認する際にコメントを付けた日本の意思確認をしているところです。IMG_1020
2枚目の写真はJWG15で会議(Web会議も行っています)がスタートした直後です。JWG15はeメディアのカーボンフットプリントを担当しています。JWG15の議長は日本、WG11の国際副議長も兼務する中村氏(大日本印刷)が担当しています。IMG_1017

3枚目は昨日と今日の2日間にわたって開催されたWG12です。本日の議題は印刷後加工の全般的な規格と製本されたページの引っ張り試験の規格の2件、いずれも日本は反対票を投じています。出席した国で反対票は日本だけなので、会議は議長国の中国と中国と連携するドイツに対応する日本という格好になりました。(WG12の報告はWG12関係者へ送付されています。本件に関心ある製本の関係者でご興味のある方は事務局までご連絡ください)

 

 

カテゴリー: 未分類 | ISO/TC130/WG7WG2、WG2、JWG15、WG12の報告 はコメントを受け付けていません

ISO/TC130/WG13、WG12、WG4、WG2/TF3 の報告

本日11月4日(水)は、WG13、WG12、WG4、WG2/TF3 が開催されました。IMG_1009各WGは並行セッション形式で開催されましたのでWG13、WG12、WG4に出席しました。WG2/TF3は、WG4とWG12と並行開催でしたので出席(聴講)出来ませんでした。
右の1枚目はWG13で議長が規格案の趣旨説明を行っているところです。WG13の審議のおけるキーワードは「適合性」です。緻密な議論が展開されていました。
IMG_10132枚目の写真はWG12で議論が開始される直前に議長国のスタッフが資料を配布しているところです。出席者は12名です。WG12の英国人コンサルタントが外れました。2011年から議長国の中国と連携してましたが今春季のボローニャ会議後、本人から「業務多忙につき辞める」という連絡があったそうです。ISO/WD16762印刷後加工の全般的な規格の議論では日本のコメント「他の工程のことを含んでいる、IMG_1006規格値の根拠を示すこと」について議論となり約1時間を費やしました。
3枚目の写真はWG4でプレゼンのためにインターネットを準備中の風景です。出席者は10名です。WG4は日本からの出席が報告者1名で且つ議長国のドイツとの話し合いを担当しましたので会議風景等の写真はありません。中国からTC130委員長が出席していました。IMG_1011
4枚目の写真は会議でのコーヒーサービスを写したものです。以前に日本で開催した際は昼食はもちろん、コーヒーサービスも豪華でした。ですが常連開催国のドイツは大変に質素ですし、今回の韓国も写真のような内容です。
開催する予算を賄う方策を思案するより賄える範囲で開催することを検討することも一策かと感じました。

カテゴリー: 未分類 | ISO/TC130/WG13、WG12、WG4、WG2/TF3 の報告 はコメントを受け付けていません

ISO/TC130/WG2/TF2、WG3の報告

本日(11月3日)はISO/TC130/WG2/TF2の午前に出席(正しくは聴講)、午後はWG3に出席(同じく聴講)しましたので報告します。IMG_0996
WG2/TF2の出席者は21名(Web出席3名)、午前9時の開始でしたがWebを繋ぐインターネット環境が不調(この施設は全般的に不調です)、実際の開始は午前9時40分過ぎでした。写真はWebを繋ぐために出席者が頑張っている様子を撮影したものです。
午前中の審議は議題番号の6番のISO/NWI/CD19593.2の包装やラベルで使用するPDFデータ形式が中心でした。審議の最中に「断裁データがこの規格の制限を受けるかどうか」という質問が出ましたが「断裁の仕方は製造者の自由だ」という回答でした。
IMG_0999WG3(11月3日午後)の出席者は33名、Webは無しでした。WG3の会議室は宴会場(だと思います。演奏会用のフルコンサート型グランドピアノ=所謂フルコンが置いてあります)のため、たいへん広いです。審議はスポットカラーの網点面積の増減変化がリニアな色調変化になっていなことを対策するための規格案の説明IMG_1000(右の写真の第3象限に曲線のことです)、それと6色とか7色印刷の色相を規定する規格案の説明(n-colorと説明)がありました。
デジタル印刷ではインキの変更が容易ではないという意見等が出ましたが、WG3のコンビナーは総会(11月8日)に提案してPWI(予備的検討事項)とすること、コンビナーとしてはマルチ・パートになる見込みを話していました。

IMG_1005開場となっているアジア出版文化情報センターは計画都市のほぼ中心に位置していて道の反対側にはピノキオ美術館があります。

計画都市の大通りに写真のような旗が掲げられています。来週からデジタル出版に関するフェアが行われることを案内しています。IMG_1002

 

カテゴリー: 未分類 | ISO/TC130/WG2/TF2、WG3の報告 はコメントを受け付けていません

ISO/TC130、各WGと総会を韓国のパジュ市で開催

ISO/TC130の各WGと総会が韓国のパジュ市で開催されています。2015年11月2日(月)から11月8日(日)までの7日間です。
開催場所はパジュ市にあるBookCityの中にあるアジア出版文化情報センターです。BookCityは出版関係の企業を集めた計画都市、この計画都市は出版に特化した街作りが行われていて、開催場所のアジア出版文化情報センターが中心であり、ここには図書館、古本屋、カフェやレストランがあります。遠方からの訪問者のためホテル「紙之郷(チジヒャン)」があり、各WGと総会もこの施設を使用しています。IMG_0988
ISO/TC130のこれまで開催されたホテルやコンベンションホールとは雰囲気が全く違います。
またホテルの部屋はTVが無く「日常から離れ、お客様の疲れた心身を癒し、心ゆくまでくつろいで~」という日本語を含む4カ国語のメッセージが置かれています。
右の写真がアジア出版文化情報センターの外観。ただし入口は反対側になります。IMG_0993
この入口は一見すると図書館、宿泊施設が中にあるとは思えない外観です。

IMG_0990ISO/TC130の会議が開催されていることを示す掲示パネルです。少し見え難くて実際、タクシーの運転手さんは見落としてしまいました。

IMG_0992

アジア出版文化情報センターの周辺の道路です。月曜日の夕方近くのためか人通り多くないです。

本日11月2日(月)はWG1用語とWG3品質管理と方法が開催されています。

 

 

 

 

 

カテゴリー: 未分類 | ISO/TC130、各WGと総会を韓国のパジュ市で開催 はコメントを受け付けていません

ISO/TC130/WG5、 12月7日(月)に開催

ISO/TC130/WG5を12月7日(月)に開催します。今回は9月にドイツで開催されたWG5の報告が予定されています。

カテゴリー: 未分類 | ISO/TC130/WG5、 12月7日(月)に開催 はコメントを受け付けていません

ISO/TC130/WG2、WG3、JWG14、 11月30日(月)に開催

ISO/TC130/WG2、WG3、JWG14を11月30日(月)に開催します。今回は秋季国際会議の報告も予定しています。

カテゴリー: 未分類 | ISO/TC130/WG2、WG3、JWG14、 11月30日(月)に開催 はコメントを受け付けていません

ISO/TC130/WG11、10月26日(月)に開催

ISO/TC130/WG11(印刷産業における環境影響)を10月26日(月)午後に開催します。今回は、デジタル印刷機の環境影響、印刷物の再利用に関する脱墨の評価方法等について秋季国際会議の事前準備も兼ねる予定です。

カテゴリー: 未分類 | ISO/TC130/WG11、10月26日(月)に開催 はコメントを受け付けていません

印刷後加工、ISO/TC130で国際規格の審議が進行中

印刷後加工(印刷後の製本等のみならず搬送や保管を含みます)に関するISO国際規格の審議が担当するワーキンググループで進行中です。
現在...
ISO/WD19594ページ引っ張り試験の規格(投票期限 10月14日)
ISO/WD16762 搬送・取扱い・保管の規格(投票期限 10月21日)
ISO/FDIS16763 綴じの規格(最終投票FDIS段階)
3件の審議が進行中です。参考資料は下記です。(参考資料は閲覧専用となっております)
WG12_秋季国際会議_情報_HP掲載用_20151002
WG12_秋季国際会議_対応_HP掲載用_20151002

これら3件について国内の利害関係者様のご意見を募っております。利害関係者様でご意見のある方(材料メーカー様、印刷会社様、製本加工会社様)は当方(NPO法人日本印刷産業技術標準化推進協議会)にご連絡をお願いいたします。

カテゴリー: 未分類 | 印刷後加工、ISO/TC130で国際規格の審議が進行中 はコメントを受け付けていません

ISOWD19301(カラー印刷の品質管理の認証スキーム)

ISO/TC130(印刷のISO国際規格)の第13ワーキング・グループ(WG13)において今現在、カラー印刷の品質管理の認証スキーム規格が審議中です。この規格は来月8月11日に国際投票が実施されます。内容は他の認証規格の印刷向け特定仕様とも言える格好で構成されています。
ISO/TC130で規格化がされるものは従来、印刷に関わる技術や材料に関するものであり、この規格のようなカラー印刷の品質管理を対象とする認証スキームを扱うのは初めてです。規格の核となるスコープ「The scheme aims to ensure that a Colour Quality and Production Management System (referred to as Colour Quality System below) functions effectively within any organisation certified under this scheme to an international colour quality standard. Such standards include the ISO 12647 series of standards and other colour quality standards as may be published by ISO from time to time.」は注目しておきたいです。(下記の本文は閲覧専用の設定となっています。ISOが発行するものは全て著作権があります。閲覧は利害関係者様による利害関係チェック専用です。この目的以外の使用はかたくお断りします
ISO_WD_19301_TC130N2813_mono
本件、これまでのISO/TC130で規格化が審議されてきたものとはかなり違っていますので利害関係者様についても、従来とは違ってくることが考えられます。利害関係者様(印刷協の会員様以外)は事務局までご連絡をお願いいたします。

カテゴリー: 未分類 | ISOWD19301(カラー印刷の品質管理の認証スキーム) はコメントを受け付けていません

印刷用ブランケットの国際規格見直し・日本からの提案について

印刷用ブランケットの国際規格(ISO12636)見直しがISO/TC130/WG4で審議中です。今年5月13日にイタリアで開催されたWG4で見直し作業のスケジュールが議題となり、その結果、見直し案(2014年3月に英国で開催されたWG4で提案された案)と日本からの提案を合わせて検討していくこととなりました。
この検討作業、日本は国内のブランケットメーカー様(4社)が参加(印刷協から参加を要請済み)されます。まずブランケットの特性に関わることから検討をはじめる予定です。
ブランケットメーカーであり且つ見直し案に利害関係がある、けれど検討作業への参加要請を受けていない、検討作業に参加を希望する、というブランケットメーカー様は印刷協にご連絡をお願いいたします。(見直し案の抜粋を掲載しています。閲覧専用の設定です)
Blanket_Makers_Proposal_TC130_WG4_Meeting(London)_20140327

カテゴリー: 未分類 | 印刷用ブランケットの国際規格見直し・日本からの提案について はコメントを受け付けていません