ISO/TC130春季国際会議が5月23日(月)~27日(金)にドイツのベルリン市にあるDINで開催されます。日本からは印刷協の6会員様と国内利害関係者1社様が参加されます。明日5月23日(月)から会議の「雰囲気」を報告するよういたします。(本日のフランクフルト空港は到着時(夕方)の天候は雷雨、ベルリンは曇空でした。会議スケジュールは下記を参照してください)
ISO-TC130_N3051_5th_Draft_Schedule_of_Meetings_Berlin
ISO/TC130春季国際会議が5月23日(月)~27日(金)にドイツのベルリン市にあるDINで開催されます。日本からは印刷協の6会員様と国内利害関係者1社様が参加されます。明日5月23日(月)から会議の「雰囲気」を報告するよういたします。(本日のフランクフルト空港は到着時(夕方)の天候は雷雨、ベルリンは曇空でした。会議スケジュールは下記を参照してください)
ISO-TC130_N3051_5th_Draft_Schedule_of_Meetings_Berlin
ISO/TC130/WG12(印刷後加工の国際規格を担当するワーキンググループ)では印刷後加工の規格(国際規格原案の段階で印刷後加工の全般的な規格案)、製本されたページ引っ張り試験の規格(国際規格原案の段階)の2件の審議が進んでいます。印刷後加工は印刷産業にとって大切な工程ですが一方で関係者はたいへん多くて且つ関わり方も多様です。当会では既に関係される企業様や団体へのご案内を始めていますが、印刷後加工に関わる方へのご案内の精度をさらに高めるために当会のホームページでも情報提供(ただし期間限定です)させていただきます。ご関心のある企業様や団体様は当会の事務局までご連絡をお願いいたします。(文書は閲覧専用の設定になっています)
ISO_TC130_WG12_DIS1672_DIS19594_検討用_20160407
ISO/TC130/WG11・JWG15を5月17日(火)に開催します。WG11では現在、印刷物に使用された紙のリサイクルに関する新規格案の審議が進めらています。JWG15ではデジタル印刷機のエネルギー消費に関する新規格案の審議が進められています。今年5月にドイツのベルリン市(DIN本部)で開催されるWG11・JWG15会議でこれらの検討が予定されています。(標準用紙の利害関係者の方は事務局にご照会ください)
ISO/TC130/WG4を5月13日(金)に開催します。WG4では印刷インキ等の色相を評価するための「標準用紙」の検討を行っています。今年5月にドイツのベルリン市(DIN本部)で開催されるWG4会議でこの標準用紙の採用に関して検討が予定されています。(標準用紙の利害関係者の方は事務局にご照会ください)
ISO/TC130/WG2・WG3・JWG14 が 4月25日(月)に開催されます。
ISO/TC130/WG11(印刷産業における環境影響)を3月24日(木)午後に開催します。今回は、デジタル印刷機の環境影響、脱墨の評価方法について春季国際会議の事前準備と投票に関して審議を行う予定です。
次回の国内審議委員会(第10回)、開催日程を調整中です。(5月中旬の開催を目指しています。詳細が決まりましたら、再度、お知らせいたします)
本日11月7日(土)は
JWG14、TF3、総会の草案準備(この会議は夕方18時から)が開催されました。JWG14は画像評価方法、TF3は工程管理に関わる規格の構成を担当しています。
1枚目の写真はTF3です。規格の構成について活発な議論が交わされています。たいへん活発ですがTF3が発足した直後からは随分と落ち着いてきています。
2枚目の写真はJWG14です。規格作りを目指すWGですがTC130の他WGとは議論の内容が少し違っていて、例えば規格値に関わる式そのものが議論の対象となります。
3枚目の写真はJWG14の本日の議長を担当する伊東氏(富士ゼロックス)が英国委員が展開する技術論を聞いているところです。各国委員の発言は他のWGに比較する長い(かなり長い)のが特徴です。
4枚目の写真は総会の草案準備の会議に臨む日本チームです。日本チームの代表は写真中央の生原氏(大日本印刷)です。
草案準備の会議ではWGの議長(コンビナー)の選出について、総会の案件か国際投票の案件かで各国から意見が出ましたがISO/TC130委員長のDr.Pu(中国)が纏めて明日11月8日(日)の総会の草案準備が終了しました。
ISO/TC130秋季国際会議も明日の総会の1日を残すだけとなりました。(この報告は本日の報告をもって終了させていただきます)

本日11月6日(金)はWG11が開催されました。並行セッション形式ではなく単独開催です。明後日の日曜日に開催されるISO/TC130総会はもちろん単独開催ですがですが、WGとしての単独開催は今回の秋季国際会議では本日のWG11だけです。
WG11の出席者は25名(日本からの出席者は7名)です。右の1枚目の写真の中央奥に日本からの出席者、中央奥の右端が事務局のMs.Debbie Orf、その左がWG11議長のMs.Laurel Brunner です。
2枚目の写真は日本委員が日本国内で行われている印刷物リサイクルの説明しているところです。
3枚目の写真はISO/CD20690 Power consumption of digital printing devices の編集を担当しているドイツチームです。主編集者は一番左のMr. Kraushaar(所属はFogra /WG3の議長)です。
Mr. KraushaarはISO/CD20690(委員会原案)を見直すこと、見直しを行う中でENERGY STAR と整合性を図ることを説明していました。
ISO/CD20690は10月2日投票期限のCD投票で賛成多数で承認されています。
Mr. Kraushaarはこの委員会原案CDを見直し関係者へメールを発信するとのことです。
脱墨に関する作業原案WD(ISO番号無し)に関しては、ISO/TC6との良好なリエゾン関係を反映して見直しを行い、再度、WG11メンバーとISO/TC6に検討してもらう計画(WG11議長のMs.Laurel Brunner )が示されました。このISO/TC6とのリエゾンについてISO/TC130の委員長Dr.Pu(中国)から良好なリエゾン関係の維持を支持する発言(助言)がありました。
WG11は現在の地球環境の様々な状況を背景として発足したISO/TC130のWGなので会議は他のWGと少し異なり独特な雰囲気(緊張感とも言えます)がありますが、今回の秋季国際会議は従来よりも一層厳しく感じられる中で議事が進行しました。