ISO/TC130春季国際会議が5月23日(月)~27日(金)にドイツのベルリン市にあるDIN本部で開催されました。
本日5月27日(金)は最終日、WG11とJWG15の会合がありました。(すみません、日時はカメラの設定が日本時間のままです。ご容赦ください。時差は7時間です)
WG11は他WGと違って議題案にタイムスケジュールが書かれています。これは時間管理を徹底しないと(審議案件の利害関係者の立場が他WGより難しいというWGの事情もあります)議事進行がスムーズにいかないからです。
写真の右に座るのがWG11コンビナー(またはコンビーナ)のブルーナー氏です。左は事務局のオルフ氏。
WG11の出席者は33名(会議がスタートした直後。途中で出入りがあるので増えたり減ったりします)会議室の椅子は全部で50席分あり且つ周囲にも机と椅子があるので(写真に写っている机と椅子です)出席者が少ないように見えますが実際は結構な出席者です。
右の写真は谷川氏(JBMIA)が自席でプレゼンしているところです。審議しているISO/CD20960(印刷機のエネルギー消費量に関する規格)は規格の編集者がブルーナー氏と谷川氏です。
日本のWG11主査の中村氏(大日本印刷)がJWG15の進捗状況をプレゼンしているところです。(写真が暗くて申し訳ありません。自席でのプレゼンは撮影が難しいのです)
朝倉氏(富士フィルム)が次回のサン・ノゼで開催される秋季国際会議で新規提案することを知らせる予備的なプレゼンをしているところです。欧州の委員からREACH規制等との関わりの質問が出ていました。
再びDIN本部の正面の写真です。写真の中央上部に見えるガラス窓の最上階の1階下がWG11の会議が開催された909会議室です。
今回の春季国際会議は主催するDINはフル節約モードでした。出てくるかな期待していたクッキーは一度も無くて、以前は出てきたバナナやリンゴは全く皆無でした。DINの担当者も一人。あらためて大切な事は会議を開催して審議を進めることだと実感したしだいです。
お忙しい中、この報告をお読みいただき、ありがとうございました。次は秋季国際会議の報告になります。